熊谷うちわ祭
「関東一の祇園」と呼ばれる熊谷市の「熊谷うちわ祭」が20日、同市の中心街で始まりました。
江戸時代から続く八坂神社の祭礼で、疾病退散や五穀豊穣ほうじょうを祈ります。
昨年は3日間で計約75万人が訪れています。
初日は午後7時頃から、JR熊谷駅前で全12町区の山車・屋台が一斉におはやしを奏でる「たたき合い」を繰り広げました。
祭りの名前は、見物客に地元の商店などがうちわを配ったことが由来とされています。
21日は、国道17号を歩行者天国にして、巡行祭などが行われます。
祭りは、最終日の22日夜にクライマックスを迎えます。
12基の山車・屋台が、同市星川の「お祭り広場」に勢ぞろいして、夏の夜空に勇壮なおはやしを響かせます。